最強乙女ちゃん





「お、やっときたか。
お前の彼氏、女に言い寄られてるぞ」


「う、うるさい!
乃衣ちゃんはそんな子じゃない、はず…」


「なんだ知り合いか。
それにしてもなんか馴れ馴れしいな」



目を細めてじっと2人を見る遼平
私もつられて2人を見た



「…ま、とられないよう頑張れや」



1度私の頭をぽんっとすると
遼平は男子の輪の中へ戻っていった




「……とられないし…」



私はぼそっと呟き、女子更衣室へはいっていった