最強乙女ちゃん




チャイムが鳴り、賢吾はしぶしぶ
私の膝の上から起き上がった


「あーあ、俺サボっちゃおうかな」


「勝手にすれば?私は戻る」


「…俺も戻る。」


「最初からそういえばいいのに」



少し笑ながら屋上のドアを私は開けた