「そっかぁー、やっぱ吹奏楽かぁー」 瑠那は安心した声で言った。 「ぅん。優しい先輩や面白い人もいるしね」 「面白い人??」 …あッ。ヤバい…!! 瑠那ってば、反応いーんだから…。 「なんでもないよ!!」 あたしは必死にウソをつく 「ふーん???」 「ぁはは…」 別に言ってもいーんだけど ヘンな誤解されたらヤだからね! ―――ガラッ …え? あんな人、いたっけ? 「めっちゃ美少年じゃん…。」 それは今までに見たこともない とてもキレイな男の子でした。