「柚芽お嬢様。お迎えに
参りました。」


そういって、私を迎えに来た
私の、執事。


柚「ありがとう。」


私はお嬢様なんだって。
父親の会社はアクセサリーショップの
社長。母親はエステティシャン。

アクセサリーショップの名前は、
「white」。
なんだから変よね(笑)



柚「あっ!」

執「どうなさいました?」

柚「学校に忘れ物しちゃった。」

執「お戻りになりますか?」

柚「そうして。」