「さっさと終わらせて帰るぞ」 「じゃあ早くやろうよ」 「はいはい」 先生は奥の部屋へと入って行った。 私もそれについて入る。 ……なんじゃこりゃ。 すっごく……綺麗っていうか……人が住んでそうな感じするんですけど。 「ボーっとしすぎ」 「だ、だって。これ、どうしたの?」 「どうしたのって俺の第二の部屋。家って感じ」 …家ですか。 なるほどね。 だからこんなに住んでる感が出てるのか…。 ちゃっかりベッドなんかも置いてある。 どうやって運んだのか…。 気になる。