いつもとは違う、アルコールの匂いがする啓飛に 心臓が、脳が、反応してるのがわかる。 「…わり……俺寝るわ…」 「おぃ…涼〜…… お前寝るなょ…ぐぉぉ…」 直哉さん…寝てるし(笑) 涼さんもソファーで寝てしまって 必然的に、2人になる。 「……華…」 「え…?」 お酒の所為か、潤んだ瞳で見つめられて 心拍数が上がっていく。 「眠くなったから、一緒に寝よ?」 「ぇ、でも… お風呂入ってないよ??」 .