ちょっと照れ臭い。 先輩は、ニヤニヤしてるし… 「なんだょ、やっぱり彼女もちかぁ。お前、カッコいいからな。 どんな子?何歳?可愛い?」 「……ぇ…」 まさかの質問攻め。 見た目や性格はともかく 年齢は…… 高3だなんて、言えない… 「…可愛いですよ、めちゃくちゃ。 じゃ、お疲れさまでした。」 先輩から逃れるように頭を下げて 営業部を出た。 すぐに車に乗り込み、アパートを目指す。 .