年上王子のお嫁さん☆



それから、名残惜しいけどドレスを脱いだ。


でも、薬指に光るリングが

結婚が夢ではないって教えてくれているから。




「さぁ、婚姻届け出すか?」


「今日?」




車に乗って、家に帰る。


学生で結婚…

ちょっと不思議な感じ。



大学生なのに、啓飛の妻 って名乗っていいんだ。




「今日は大安だしな。

式を挙げた日の方がわかりやすくないか?」


「確かに。」




こんなに早く、啓飛のものになれるなんて…



「じゃ、出すか!!」


「うん!!!」




そして家に帰って、婚姻届けを書いて出しにいった。


もちろん二人で。




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