年上王子のお嫁さん☆



「華、綺麗だよ。

ドレス似合ってる。」


「あ、ありがとう…
啓飛もカッコいい。」




式はとりあえず終わり、その格好のまま写真を撮ったり

お母さんたちとお話していた。




「騙すなんてひどいよ!!

あたし、違う人と結婚させられるかと思って泣きそうだったのにっ」


「「はぁ!?」」




啓飛たちの声が重なった。


だ、だって……




「こ、怖かったのに…なんか…啓飛がいるし…

びっくりしたんだもん……」



また思い出して泣きそうになる。


すると、頭に啓飛の手がおりてきた。




「びっくりさせようとしてたからな。

想像以上の反応でよかったょ。」


「ぅ……」




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