最悪っ……
啓飛はここでも、Sでイジワルなキャラなんですか!!?
ちょっと膨れっ面でいると、大きな手が頬を滑った。
「……ずっと、変わらないでいてほしい。
そのままの、ちょっとお子ちゃまな華が好きだから。」
「っな……」
ほらまた。
イジワルしといて、嬉しいこと言うんだから。
啓飛の声には魔法がかかってて、聞いただけで従いそうになる。
全部、許せちゃう。
「……華。
愛してる。」
「…啓飛……
あたしも、愛してるっ…」
もう一度、引き寄せられるように
お互いの顔が近づく。
そのまま
甘くとろけるようなキスをした。
…最高の
サプライズ結婚式。
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