年上王子のお嫁さん☆



最悪っ……

啓飛はここでも、Sでイジワルなキャラなんですか!!?



ちょっと膨れっ面でいると、大きな手が頬を滑った。




「……ずっと、変わらないでいてほしい。

そのままの、ちょっとお子ちゃまな華が好きだから。」


「っな……」




ほらまた。

イジワルしといて、嬉しいこと言うんだから。



啓飛の声には魔法がかかってて、聞いただけで従いそうになる。


全部、許せちゃう。




「……華。

愛してる。」


「…啓飛……

あたしも、愛してるっ…」




もう一度、引き寄せられるように

お互いの顔が近づく。



そのまま

甘くとろけるようなキスをした。



…最高の

サプライズ結婚式。




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