「推薦って言っても、勉強しないと…置いていかれるのはイヤなんです。」
凛とした表情の華に、胸を射ぬかれる。
……ヤバい。
コイツ…オトナ になってる!!!
今まで見たことのない顔に、心臓がうるさく高鳴る。
ヤバいヤバい。
親がいるの忘れてた。
「華…行くぞ。
俺が見てやるよ、勉強。」
「え…!!?」
「それがいいわよ。
啓飛、頭だけはいいからね。」
「なんだよ「頭だけ」って(笑)」
みんなで笑い合ってから、華の家にいく。
「…よかった。
反対されなくて」
ホッと息をつく彼女に、手が勝手に動く。
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