そうか。


あのメールのことが解決したから、もうお隣にいなくていいんだ。



そう思うと、ちょっと悲しくなって

寂しくなる。




「…啓飛……?」


「……華。
キス、したい。」


「ぅ、えっ!!!?///」



案の定、顔を赤らめて驚く華に

頬が緩む。




本当なら、今すぐ押し倒したい。


連れて帰りたい。



華の綺麗に澄んだ瞳には、不思議なパワーがあって

簡単に俺を惑わせる。




酔わせて酔わせて、落としていく……




「ぃ、いいよ…?」


「…ん。」




その言葉を合図に、グロスの塗られた唇に噛み付いた。




.