涙で、上手く喋れない。 そんなあたしを、ほどよい力で抱き締めてくれる。 逆効果。もっと涙が溢れる。 「っ、う、嬉しいっ…… あたしで、いいの…?」 「華がいい。華以外はあり得ない。 結婚 っていう鎖で、縛りつけたいんだ。 …ぁ…ここでもSがっ……!!!」 なぜか焦ってる啓飛に、頬が緩む。 やっぱり、大好きだ。 「啓飛… あたし、啓飛のSなところ好き。」 ニコッと笑うと… 啓飛はニヤリと笑った。 …ん? 何かイヤな予感が…… .