年上王子のお嫁さん☆



そのまま、力尽きるまで抱き合った。


久し振りだから、優しく出来たかわかんねぇ…




だから、俺はガキか。


情けねぇな。





それから10時まで

ベッドの中でくっついていた。




さすがに遅いから、華を家に送って

明後日に会う約束を交わして




俺も家に戻る。



一人で車に乗るのは

なんだか寂しい。


さっきまでの華の温もりは消えてしまって

身体より、心が冷たくなる。



そんな気持ちで、アパートに帰ってきた。





…明日も仕事だ。




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