年上王子のお嫁さん☆



「暑苦しいな、アイツら…」


「だね(笑)」



敦と並んで座る。

浴衣が汚れないように、お尻にハンカチを敷いた。





「……なぁ、お前…」






ヒュルルル………ドォンッ!!!




「うわぁ…っ」

「きれー…」

「よく見えるねぇっ」




敦が口を開きかけたところで、花火が始まった。


…何を言おうとしてたんだろ。




「ほら華、花火見ろよ?

俺の顔なんか見てないで(笑)」


「は!!?敦のことなんか見てないってば!!

自惚れんなっ」




いつものようなくだらない言い合いをしながら、花火に視線を移す。




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