年上王子のお嫁さん☆



「ごめん、ごめん。
会社の人からだった。」



しばらくして、啓飛が戻ってくる。

泣きそうだった顔に、慌てて笑顔を纏わせる。



「うぅん。大丈夫……」


「?
やっぱり、おかしい。

なんかあったな。」




その言葉に、黙ってしまう。


なんでわかっちゃうんだろう。

必死で演技して、笑ってるのに。



感じとられてしまうんだろう。




「…何があったように見える?」




素直じゃないあたしは

啓飛に突っ掛かってしまう。



可愛くないし。

当てられたらどうしよう。




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