年上王子のお嫁さん☆



暗い土手で見る花火……


それを、啓飛と二人で見れたら…………




きゃあぁぁぁあ〜〜〜!!!!///



想像しただけで、頬が緩む。


あたし今きっと

かなりマヌケ面。




「行けたらいいんですけどね〜」


「そっか。
華ちゃん、受験生だもんね。」



ハハハ と笑う涼さんに

苦笑い。




「それもそうですけど…

啓飛が忙しくて行けないかもしれないなぁ…って。」



あたしの言葉に、固まる。


啓飛が忙しいのは

精一杯、理解してるつもり。



だから今さら

あたしがワガママなんて言えない……





.