年上王子のお嫁さん☆



その静けさに、ちょっと緊張してしまう。



「照れ屋なんだな、啓飛は。」


「照れ屋??
……そうですかね。」


「見た目は、ちょっとチャラそうだし…俺様そうな感じだけど(笑)」


「……俺様…ですよ?」




そんな、つい顔が赤くなりそうな会話をしていると

いつの間にかお皿洗いは終わっていた。




「直哉、寝ちゃったし…

どうする?」


「ゲームしたら、起きちゃいますかね?」


「…お話、しようか?」





ドキッ



優しく微笑み、あたしの隣にくる涼さんに

心臓が跳ねる。





.