啓飛の言葉に 声を飲み込む。 「……明日…」 『明日、来いよ? 7時には帰ると思うからさ。 ……待ってる。』 力強い声から、甘く柔らかい声に変わる。 そのギャップに、心身もろとも 溶けてなくなりそうな感覚に陥る。 カッコよ過ぎる彼氏も 大変だね?? 『明日の昼間は、直哉たちが行くだろうけど… 夜は、俺だけのもんだからな?』 「え!!?////」 つい、顔が赤くなる。 ……変態め… その日は、それで電話を切った。 .