年上王子のお嫁さん☆



堪らず、抱き締めると

胸に顔を埋めてきた。





「仕事、大変?」



そんな風に心配してくれる華。


可愛い。

可愛すぎる。



でも、どこか寂しそうな華に

聞いてみる。





「…俺のいない間になんかあった?」


「え…?」




俺の言葉を聞いた瞬間

慌て出す華。



やっぱり…





「ち、違うよ!!ただ…

ただ、啓飛と会えないから、寂しかったの。」






どきゅん!!!



顔を赤くして、必死に言う華に

胸が高鳴る。





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