堪らず、抱き締めると 胸に顔を埋めてきた。 「仕事、大変?」 そんな風に心配してくれる華。 可愛い。 可愛すぎる。 でも、どこか寂しそうな華に 聞いてみる。 「…俺のいない間になんかあった?」 「え…?」 俺の言葉を聞いた瞬間 慌て出す華。 やっぱり… 「ち、違うよ!!ただ… ただ、啓飛と会えないから、寂しかったの。」 どきゅん!!! 顔を赤くして、必死に言う華に 胸が高鳴る。 .