俺の愛に

適うヤツは絶対にいないだろうし



華からもらうような

あんなにかわいらしい愛に適うヤツだって


きっと、世界のどこを探してもいない。




「もしもし…啓飛。

直哉から電話きた?」





電話越しの、か弱そうな声。


顔が見えなくても想像出来るような笑顔。



全てが可愛い。





大丈夫


大丈夫



俺が守ってみせる。





声も、笑顔も、瞳も……



上げていくとキリがない

華の好きなところ。





俺が、壊させない。






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