面白くなさそうに言う彼女は ……悪魔。 泣きすがる 、だって? 「どういうことですか…?」 無意識に低くなる声に、安藤さんはクスッと笑う。 コーヒーをコップに注ぎながら 横目で確認する。 「そんなに怒らないでよ? …まだ何もしてないわ。」 「まだ?」 なんか、イライラするな。 さっさとここから出たい。 トレイにコーヒーを乗せ、給湯室を出ようとすると… 「……好きなの!!」 「…は?」 腕を引かれて、トレイが傾く。 落とさなくてよかった… .