……てゆうか… 「啓くんママが言ってたんだけど… なんで、こっちにいるの?」 「あ〜…いつかわかるよ。 今日からこっちに帰ってくるからな。いつでも会えるようになる。 だから、去年みたいに遊びに来いよ?」 あたしの頭をグリグリと撫で 微妙な顔で笑う。 ……言えないような理由?? 何度聞いても、言う気配のない啓飛を疑問に思いながら 二人で部屋に向かう。 「…母さん、掃除してくれてるみたいだからさ。 ホコリっぽくないハズ。」 .