年上王子のお嫁さん☆



……てゆうか…





「啓くんママが言ってたんだけど…

なんで、こっちにいるの?」


「あ〜…いつかわかるよ。

今日からこっちに帰ってくるからな。いつでも会えるようになる。

だから、去年みたいに遊びに来いよ?」




あたしの頭をグリグリと撫で

微妙な顔で笑う。


……言えないような理由??




何度聞いても、言う気配のない啓飛を疑問に思いながら

二人で部屋に向かう。




「…母さん、掃除してくれてるみたいだからさ。

ホコリっぽくないハズ。」





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