タンタンタン…タンタン… 徐々に大きくなる、階段を上がってくる音。 「…っ……」 すぐそこまで、啓飛がいるのかと思うと…… ドキドキして 呼吸すらままならなくなる。 ってか、あたし こんな格好だし!!! 姿見に映るあたしは、パジャマを着たままで 寝癖もところどころある なんとも、彼氏には見せがたい姿だった。 どうしよう と思ったところで ガチャッ ドアが開いた。 「……ひっ…」 「…? なんで布団にくるまってんの。」 .