たったそれだけのメール。 知らないアドレスから。 ………ドクンッ まさか… 「安藤さん…?」 昼間、プールで言われた言葉を思い出す。 ……でも、まさか… 安藤さんだとしたら、なんでアドレスを知っているの? やばい、 ……ちょっと、怖い。 内容が内容なだけに 増していく恐怖。 固まってしまう指を必死に動かして、メール画面を閉じる。 そして、そのかわりに開いたのは…… 《槇原 啓飛 090・・・・・》 .