真っ赤になってしまった顔は 蒸し暑いからか、それとも啓飛に抱き締められたままだからか なかなか冷めてくれない。 「……わり。 たくさん充電しとかなきゃ…って思ったらさ。 つい、止まらなくなってた。」 「大丈夫… あたしも、たくさん充電させてもらったから。」 二人で笑い合って 見つめ合う。 幸せ過ぎて、おかしくなりそう。 「じゃ、またな。 電話もメールも、いつでもしていいから。 来週の土日には、会えるからさ。」 「……うん。わかった。」 .