啓飛自身の顔は見えないけど …容易に想像出来る。 『いいのかよ?』って聞いてくるクセに、放してくれないじゃない。 あたしももともと放す気ないから、ガッシリ掴まってるけど… 「ちょっと、寂しくなっちゃったから… でも、もう大丈夫!! いきなりごめんね?」 ホントはまだ抱きついたままでいたかったけど あんまり迷惑をかけたくないから離れた。 そして、再び家に入ろうとすると… 「…ストップ。 俺の充電はまだ終わってない。」 「…え……っん…」 .