年上王子のお嫁さん☆



〜〜〜〜



「な……華…!!」


「ん〜…」




どこからか声が聞こえて、目を擦りながら開けると


啓飛があたしを見下ろしていた。




「ほら、着いたぞ。
荷物は先に玄関に入れたから。

とりあえず、バッグ持って降りろ。」


「はぁい…」



ドアを開けて、腕を引っ張って立たせてくれた。


啓飛の腕につかまって、フワフワする足で歩く。




「大丈夫かよ。全く。
今日は早く寝ろよ?」


「ぅん……ありがとう。
おやすみなさい。」




啓飛の笑顔に笑顔で返して

家に入った。




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