〜〜〜〜 「な……華…!!」 「ん〜…」 どこからか声が聞こえて、目を擦りながら開けると 啓飛があたしを見下ろしていた。 「ほら、着いたぞ。 荷物は先に玄関に入れたから。 とりあえず、バッグ持って降りろ。」 「はぁい…」 ドアを開けて、腕を引っ張って立たせてくれた。 啓飛の腕につかまって、フワフワする足で歩く。 「大丈夫かよ。全く。 今日は早く寝ろよ?」 「ぅん……ありがとう。 おやすみなさい。」 啓飛の笑顔に笑顔で返して 家に入った。 .