年上王子のお嫁さん☆



結構長いスライダーを、数秒で下るスピード感が

とても爽やかで


ちょっとだけ、さっきの言葉を忘れさせてくれた。





「楽しかったね!!

次は、あれ!!」




もう、こうなったら


遊んで遊んで、忘れてやる!!




「はいはい。

走って転ぶなよ。」




優しく笑ってくれる啓飛に

心が温かくなる。



大丈夫。


啓飛に守ってもらおうとは考えてないけど

啓飛がいるから、大丈夫。




そう思える自分が不思議だった。



やっぱり、ちょっとはオトナになった?




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