年上王子のお嫁さん☆



明るい係員さんの指示に従って、チューブに座る。



安藤さん、何を考えているんだろう。


昨日は全くと言っていいほど感じていなかった、安藤さんの怖いオーラ。



なのに今日は

恐ろしいほど感じる。



何をされるかわからない恐怖感が

頭を埋め尽くしていた。





「華?」


「ん?」


「…落ちるぞ。」



……え!!?


前を向くと、チューブはすでに発射していた。





「きゃあぁ!!

早いっ♪」


「…結構気持ちいいな。」




啓飛と密着してるけど、なんだか心地いい。




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