なぜ笑っているのか聞くと あたしの頬に手を添える。 「いゃ…嬉しくてさ。 ありがとう。 俺も、華だけを愛してる。」 「うん…!!」 チュッと、瞼に落ちてくるキス。 触れたところから、熱が広がっていく。 「急にそんなこと言って、何かあったの?」 「…え? 何もないよぉ。」 「そ? よし、また泳ぐか!!」 大丈夫。 あたしは負けないよ? あたしには、世界で一番大好きな あなたがいるから…!!! …そうでしょ? 啓飛…… .