覚悟を決め、啓飛のところへ行く。




「…ごめんなさい。

カッコいいのはわかりますが、あたしの彼氏なんで、他を当たってください。」


「……華…」




女たちは、あたしを見て固まってるけど

そんなのしらない。


あたしは啓飛の彼女で

啓飛はあたしの彼氏だから。




キッと睨むと、あたしの顔を見て言った。




「なんだぁ…

行こう、みんなぁ。」


「はぁい。」




そして、いなくなる。


……ホッ…





「…プッ。

華、カッコいいな。」


「え?」




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