こんなことされると思ってなかったのか、目を見開くお子ちゃま。


…ふーん?




「どうした。

もう終わりか?」


「啓くん…いいょ…?」




まだ言うか。


白く透き通ったおでこに、軽くデコピンをくらわす。




「いたっ…ひどいよ啓くん!!」


「お子ちゃまのクセに。

ガキはもう寝ろ。」



華にシーツをかけて、寝室を出ようとすると…









「あたし、ガキじゃないよ!!!」




ボフッ



いきなり、頭に枕が投げられた。


……?





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