駅の方を目指して歩く。


ここから15分くらい歩いたところに、俺の住むアパートがある。




てゆうか…さっき

中里さんも、まんざらじゃない様子だったし


酔ってるとはいえ、華の行動とが、言葉とか

意味わかんないし……



あぁ…

マジ、頭パンクする。




「……ん…

啓くん…」


「…なんだよ?」




無条件に差し出された手に

びっくりする。




「…繋ぎたい。」


「っ……」




ホントにダメだ。


ちょっと俯きながら、小さく呟く華に

どうしても反抗出来ない。




.