そして…… 一時間が経ったころ… ブーッ…ブーッ…… 携帯が震えた。 ずっとパソコンの画面を見ていたから、目が痛い…… 電話の相手は…… 華だ。 俺は携帯を持って、休憩室に向かった。 「もしもし?」 『もしもし?メール見たよ。 何?』 可愛い声…… 電話だと、また違う… 仕事で疲れた頭に、華の声が響きわたる。 「あぁ…あのさ。 もう授業終わった?」 『うん。終わったよ。 今、家にいる。』 受話器越しに、テレビの音が聞こえる。 .