控え室から出ていく優奈をみて結衣はつぶやいた。 『暴走族が嫌いじゃないって知って喜ぶなんて…… わかりやすい子ね。 最初に会った時の格好といい、優奈ちゃんは…… 暴走族なんだろうな…… 私本当は暴走族嫌いなんだけど…… 優奈ちゃんは好きだな』 軽く笑みを浮かべた後、 結衣は再び着替えはじめた。