女将ヤンキー優奈★

更衣室に入ると結衣さんが着替えていた。



『あのー結衣さん?』



『あら、優奈ちゃん。どうしたの?』



私は決意し、ためらわずに言うことにした。



『あのですね……


毎月第四土曜日はいつもより二時間ほど早く仕事を切り上げたいんですけど……』




『あら、何か用事でもあるの?』




『はい……絶対に抜けられない用事があって……』