『もしかしてそれって悟おじさんと健造おじさん!?』 由紀が尋ねる。 『おっよくわかったな』 『誰?それ?』 『そのおじさん達たまにうちに遊びに来るんだよ』 『へぇー今でも仲いいんですかー』 『まぁな。』 『じゃあお母さんとお父さんとおじさん2人でいつも遊んでたんだね!』 『いや、もう1人いた』 由紀のお父さんは悲しげな顔を見せた。 『え、誰?』 由紀が聞く。 『お母さんの…… 初恋の人さ……』