『ちょとまて!! 祐希さん!これ俺の連絡先です。なんかあったら連絡下さい!』 慎吾は祐希に紙をわたした。 『では、私ら予定があるので失礼します。 ほらいくぞお前らー!』 慎吾は私と拓也の背中を叩く。 『本当なんなんだこいつは』 私たちはこうしてゲーセンを出た。 『つーかお前どうした今日?』 拓也が聞くと、慎吾は顔を赤くした。 『祐希さんストレートど真ん中なんだわ』 『何もしかして惚れちゃったわけ?』 『おぅ!!』 “うわぁー” 拓也と私は心の中で思った。