『よぉ!!』


『おせーよ!!』



『はははスマン!』


『あれ?髪、金髪に戻したの?』


拓也が尋ねた。


『あぁやっぱりこのほうが気合いが入るからな!化粧もばっちし!

つっても髪は洗えば黒に戻るけどな!仕事あるし!』


『黒のほうが似合うのにな……』



『は?拓也なんか言ったか?』



『あっいやなんでもない!

それよりも早く行こうぜ』


私らはゲーセンにむかった。



ゲーセンには、バイクが複数止まっていた。




『なにすんのよ!!』



中から女の叫び声が聞こえてきた。



『まずいんじゃねぇの?』


慎吾が言った。



私らは中に駆け込んだ。