『由紀、“炎天下”知ってるの?』 『誰だって知ってるよ!!ちょー有名だよ!! 優奈知らなかったの!?』 『え!?うんまぁ……』 『優奈も気を付けた方がいいよ。 最近駅の近くのゲーセンとか、デパートとかで暴れまくってるし!』 『嘘!?知らなかった……』 私の知らないところで、そんなことをしてるなんて…… 私は決意した。 『由紀、明日午前中仕事休んでも大丈夫かな?』 『え?多分大丈夫だよ。 なんで?』