『女将見習いで娘の佐々木由紀です!よろしくお願いします!』
“パチパチ”
みんな拍手をしてくれている。
次は私の番だ!
私はこの時なぜかめちゃくちゃ緊張していた。
普段は200人の前で怒鳴り散らしているのに…
『えっと……お、同じく見習いです!ゆ、優奈って呼んで下さい!』
どっと笑いが起こった。
『もう優奈緊張しすぎ!』
由紀が肩を叩く。
『ハハハハ』
もう私は苦笑いをするしかなかった。
『お〜優奈かー!!』
1人の男が私のところに近づいてきた。
『最初誰だかわからなかったぜ!まさか俺を忘れてないよな?』
私は顔をよく見る。
私に坊主の知り合いいたっけ……
でもどっかでみたことが……
『あぁ〜!!もしかして凌さん!?』
『おぅ!久しぶりだな優奈!』

