『あっ二人が出てくよ!早くついていかないと見失っちゃう!』 出口へむかう二人を指さし由紀が言った。 『こらいつまでもふぬけた格好してないで早く起きろ!』 のびている拓也に再び腹に一撃を放つ。 『グフッ!……あれ?おばあちゃんは?』 『ぶつぶつ言ってないで早く行くぞ!』 拓也の頭を叩く。 『お、おう。 ? なぜ腹が死ぬほどいたいんだ?』 三人は見失わぬように二人を追いながら映画館をあとにした。