『ヤバい隠れろ!』


拓也の声で一斉にベンチの裏に隠れた。


みんな二人の様子をうかがっているため少しだけ頭がでてしまっている。



『何言ってるかよく聞こえないね』



人が多く、雑音で全く聞こえない。


『あっ動きだしたよ!』



『よし行こう!』



こうして私達の    


二人のデートの尾行が始まった……