『よーす慎吾ー! 俺近くのベンチにいるぞー』 すると慎吾は俺がいることに気がついた。 『来てくれるって信じてたわ! 何か問題が起きたら連絡入れっから』 『おぅわかった! 俺は隠れなから尾行するから!』 俺は電話を切った。 携帯の時計を確認する。 もうすぐ9時かぁ…… 『優奈は何してっかなぁー』 俺は空を見上げ、ボソッと呟いた。