バトルロワイヤル

ハリウッド・コープ……それがリンドーがいたスーパーの名前だ。
オレは電車を使ってハリウッド・コープまで行った。
「リンドー(あいつ)はこの辺に住んでるはずや……」オレは辺りの家々を探した。
そしたらいたんだ……
………やつが。
「……いた…!」
こんなに早く見つかるとは思ってなかった。
子供はいなかった。
「お父さん………」オレはポケットに入ってる短銃を握り締めた。
「あ、あの……」オレはリンドーに話し掛けた。
「どうしたんだい僕?」あいまいな英語でオレに言った。
(殺してやる!!)心のなかで怒りが込み上げてきた。
「し……」
「し……?」
「………死ねぇ!!!」
(ドンッ……)わずか1mたらずの距離でオレは銃弾を放った……。
「ぐっ………」リンドーは倒れた。
(お父さん………やったよ…!)
オレは急いでその場を離れ、逃げるように電車に乗った。

―次の日―
当たり前のようにニュースが流れた。
《昨日夕方何者かにリー・ヨンスイさんが銃殺されました!!》
(……リー・ヨンスイ…?)冷や汗が流れた。
《銃弾はかなり近い距離で撃たれ……》
(………誤発…。…最悪だ……)