〈…わかった…。今から本隊をそっちに向かわせる。もちろん隊長もだ。〉
「…あぁ。それでいい…。」
(ガチャ…)
向こうはトランシーバーを切った。
「山川さん…君は一体…?」
「大丈夫だ…オレ達はもう誰も死なない…。」
(ブロロロロ…)
アンテナを付けたワゴン車が運動場の中を突っ切ってきた。
「…やっと来たか…」
「もしもし都島第五中学校の生徒さんですか!!大阪TVの者ですが…」
車の中からマイクを持った女の人とカメラを担いだ男の人が降りてきた。
「はい、僕達は今世界政府のルール“バトルロワイヤル”を無理矢理やらされています!!」オレはマイクに向かって言った。
そう今来た車は中継車だ。
そしてこの人達はマスコミだ。
おそらくまだまだ来るだろう。
「今僕達都島第五中学校に生き残ってるのは残念ながら19人です!!まずは僕山川亮佑です!!そして」オレはカメラを自分で動かした。
「あっ、池野真弓です!!」
「オレは…」
オレはカメラを1人1人に向けていった。
―山川家―
〈…まずは僕山川亮佑です…〉
「亮佑!!よかった…生き残ってたのね…」母さんはその場で泣き崩れた。
「…あぁ。それでいい…。」
(ガチャ…)
向こうはトランシーバーを切った。
「山川さん…君は一体…?」
「大丈夫だ…オレ達はもう誰も死なない…。」
(ブロロロロ…)
アンテナを付けたワゴン車が運動場の中を突っ切ってきた。
「…やっと来たか…」
「もしもし都島第五中学校の生徒さんですか!!大阪TVの者ですが…」
車の中からマイクを持った女の人とカメラを担いだ男の人が降りてきた。
「はい、僕達は今世界政府のルール“バトルロワイヤル”を無理矢理やらされています!!」オレはマイクに向かって言った。
そう今来た車は中継車だ。
そしてこの人達はマスコミだ。
おそらくまだまだ来るだろう。
「今僕達都島第五中学校に生き残ってるのは残念ながら19人です!!まずは僕山川亮佑です!!そして」オレはカメラを自分で動かした。
「あっ、池野真弓です!!」
「オレは…」
オレはカメラを1人1人に向けていった。
―山川家―
〈…まずは僕山川亮佑です…〉
「亮佑!!よかった…生き残ってたのね…」母さんはその場で泣き崩れた。

