バトルロワイヤル

「徳光、あいつは茂野と矢田と和良を殺したやつだぞ！！助ける必要なんてねぇだろ！！」梶原は徳光の袖を引っ張った。
「ちょっと待て…ハッキング…？…！！お前ら首輪は…？」宮武は落ち着いた。
「そうだ。オレ達は首輪を外すことに成功したんだ。」徳光は言った。
「…それでオレを助けに…」
「そうだ！！」
「…めでてぇやつだな…。」
（…カチャ…）
宮武はボーガンを徳光に向けた。
（…ドギュゥン…）
「徳光危ねぇ！！」
「梶原ァ！！」
徳光に向けて放った矢は横から飛んだ梶原によって防がれた。
「…ぐっ…」夜は梶原の右肩に刺さった。
「大丈夫かぁ…？」徳光は倒れる梶原に寄った。
「…大丈夫だ。これくらいじゃ死なんわ！」梶原は刺さった矢を抜いた。
「徳光こいつは殺さなきゃダメなんだよ！」矢を射たれた梶原の目は真剣だ。
「…仕方ない。もう殺…」
「…オレにやらせてください。」オレは言った。
「…えっ？何だって、亮佑？」
「こいつはオレのクラスメートです。絶対にオレがなんとかしてみます。」
「…でも…」
「時間がありません…。早く2人目に動いてください。」
「…わかった。お前がそこまで言うなら任せるわ…」