バトルロワイヤル

「じゃあけっこういいじゃん!!」真弓はスタンガンを持ち見上げきらきらした目で言った。
「じゃあ次は……オレだな。」健太はカバンをあけはじめた。
「これは……日本刀やん…!」健太は驚くようにいった。
「そんな恐ろしいものまで入ってるん?」オレは恐かった。
「たぶんはずれから拳銃まで入ってるんだろう。オレが最初お前らに出会う前に殺したやつはボールペンだった。」
「児玉……お前殺したんか?」健太の目がするどくなった。
「さっきも言ったはずや。これは遊びじゃない殺しあいやと。下手したらオレが死んでた………」
「………でも…」
「健太!!」
児玉と池野はオレを見た。
「児玉がそいつを殺してへんかったら今の児玉はおらんかった。」
「………………」
沈黙が続く……
「……じゃあ児玉の武器はなんなん?」健太が切り出した。
「!!…オレは拳銃や。ただのハンドガンや。」
「そかぁ……」
「じゃあオレもなんか戦力になるやつかな?ロケットランチャーとか。」オレは笑いながら言った。
「それはないやろ!!」児玉と健太と真弓は笑っている。
「そかぁないかぁ!!ハハッ…………じゃああけるぞ……」
オレはカバンをあけた