「で、なに?」 屋上についてすぐ、みんなに囲まれてしまった。 「単刀直入に言う。 お前、青龍に入れ」 「……――はっ?」 何、言ってんだ? コイツ……。 その時、咲希斗の言葉が頭を過ぎった。 〝喧嘩強かったら、青龍にいれる〟 どうやら、私のミスからきたものだった。 はぁ、やっちまった……。 そのこと、一切気にしてなかった。